
こんばんは。
おげんきですか。
加美町は薬菜山(やくらいさん)の雪景色が一番美しい時期です。
夕方になると田んぼからマガンの群れが飛んでいきます。
春はもうすぐそこまで来ているのかもしれません🌸
さて、このコラムでは初登場になります。
ポコ大崎西第1教室 児童指導員の佐々木と申します。
はじめまして。
ポコ大崎西では各教室に心理担当職員を配置しています。
そして、偶然にも全員が「佐々木」なんです。
とても覚えやすいですね。
……いえ、少しややこしいでしょうか?
これからこのコラムに登場しますので、どうぞよろしくお願いします😌
前回の『こころほっと ポコラム』は「怒り」をテーマに取り上げました。
怒りの種類と対処方法については、前回担当の佐々木志保さんにお任せします。
どうぞお楽しみに😊
怒りへの向き合い方は、対人関係とも深く関わっています。
そこで、今回は人と人との「関係性」についてお話します。
■ 人は関係の中で育つ
人は、人との関係の中で育ちます。
そしてライフステージ事に、多くの人々と出会い「関係性」を構築していきます。
また
愛着関係
信頼関係
友だち関係
恋愛関係
など関係性は多様で、時に発展し深まり、変化していきます。
人は関係性に悩むことが多くあります。
関係性が深まって、幸福になることもあります。
そして「関係性」が形成されていることで、関係をさらに深め発展させていく(または修復させていく)ことができます。
育児、保育、教育、家族、仕事、介護、治療、──どれも関係性が基盤にあって成り立つものです。
関係性を育み、安心できる環境で過ごしていくことは心と身体を健康に保ち、幸福に生きていくうえで良い働きをもたらします。
良好な関係性というのは誰にとっても意味のあることなのでしょう。
■ SSTが育てる力
さて、ポコ大崎西では 活動でにSST(社会生活スキルトレーニング)を取り入れ、良好な関係性を構築するための知識や技術を互いに学んでいます📝
SSTは他者に対する立ち振る舞いや話し方など、対人場面で必要なスキルを習得するためのトレーニングです💪
認知行動療法の考え方を土台に、ロールプレイや振り返りを通して実践的に学びます。
先日、第一教室では次のテーマに取り組みました。
『表情から相手の気持ちを考える』
『場面に応じた行動を選ぶ』
『心地よい距離を知る』


「イライラしたり、怒りたくなった時はどうしますか?」というスタッフの問いかけに
「その場から離れて冷静になってから、ごめんねを言ったりするか考える」という回答には、周りから「おー😮」と歓声があがっていました!
イライラしたときに冷静になること・・・難しいですよね。
怒りを感じたときに一度立ち止まること。
それは、自分の気持ちを調整する力のあらわれです。
まさにアンガーマネジメント。素晴らしいです!
また、SSTが終わった後、お友だちが教科書を落とした場面がありました。
自然に「大丈夫?」と声をかけ、拾ってあげるといった姿が見られ、とっても温かい気持ちになりました😌
単に技術の取得だけではなく、純粋に「やってあげたい」という気持ちが育ってきているように感じました。
そして、相手の気持ちを想像し、共感した行動だと感じました。
■ 想像力と共感力
良好な関係を築くには
【相手の立場に立って考える】
【自分の行動が相手にどう伝わるかを想像すること】
つまり相手の気持ちに寄り添う「想像力」が必要不可欠です。
私たちは誰もがマイノリティです。
みんなかたちが違うだけで、それぞれに弱さを抱えた人間であり、互いの違いを認め合う姿勢が大切です。
そこに「共感力」が加わることで、関係はより温かいものになります。
SSTは時にロールプレイ用いて特定の人になりきり、様々な状況を通して対応方法を学びます。
他者になりきる体験を通して、その人の気持ちを想像します。
その積み重ねが、より深い共感につながると私は考えています。
SSTは「想像力」と「共感力」を育む場です。
そしてそれは、安心できる「関係性」を築く力につながります。
これからも、みんなで学びを続けていきたいと思います😊
いかがでしたでしょうか。
今回は「関係性」についてお話してきました。
もしお会いする機会がありましたら、ぜひご感想をお聞かせください。
皆さまの声が、今後の励みになります。
それでは、おやすみなさい🥱
明日ものほほんといきましょう。
文責
児童指導員 佐々木 一希
(社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師)
参考文献
白石雅一 著 「おもちゃ教材で育む人間関係と自閉スペクトラム症の療育」
平岩幹男 箸 「自閉症スペクトラム障害──療育と対応を考える」
“一般社団法人SST普及協会” (jasst.net) 閲覧日 R8.2.5


